【PS Vita】討鬼伝 体験版第二段 要望&感想(画像追加)

本物の鬼ごっこがしたい奴だけ集まれ            2!

体験版第一弾で死ぬほど不評だった討鬼伝。

筆者も、なんだこれつまらないや!

と思いました。。

のろすぎる移動

すぐ減るスタミナ

世界を現してないUI

などなど。

後発に位置する狩りゲーでありながら、何が新しいのか、後発であるなら何がしたいのか

という事がよく分からない体験版でした。

また、モンハン以外のハンティングゲームはハイスピードなアクションのものばかりで
(GE、ソルサク、ラグオデ)
特にソルサクの後だったから超絶に遅く感じた、という事も加味しなきゃならないかもしれない。

でもそれにしたって遅すぎたと思うけれど。

また戦闘してないのに武器を抜刀したままなど細かなところもイマイチで、

この体験版第一弾は早くもだいぶ人が離れてしまうんじゃないだろうかと思った。


がしかし、発売一週間前になって配信されたこの体験版はとても面白くなってる!

まずプレイしてすぐ目を引くのはグラフィック。

Vitaは高性能な携帯機でありながらそれを体現したゲームはまだまだまだまだ少ないのが現状です。

ゲームとしては面白くても「これVitaでやる意味あるのかなぁ。」と一瞬考えてしまうゲームも少なくありません。

ソウルサクリファイスもかなりのものがありましたが、討鬼伝はその倍くらい美しいです。
(有機ELの美しさはスクショに封入されないので残念!)


キャラクターや鬼の質感も立体的でこれ系のゲームでは今のところ一番の美麗グラフィックじゃないでしょうか。(飽くまで画面だけの話しならば、Vita買ってモンハン来ると思ってた人はこういうグラフィックに進化すると思っていたのだろうなぁ。)

左氏のキャラクターデザインも画面に表示されているキャラクターと特別乖離しているわけでもなく、とても華があります。(左氏というとアトリエシリーズの絵も描いているので一瞬え!?と思いますが、きちんと討鬼伝のキャラクターになっています。)


戦闘中のエフェクトもとても派手で、携帯機ながらも鬼の部位破壊に成功した時は画面に吸い込まれそうです。

またこの手のゲームはフィールドが割りと軽視されてるように思いますが、とても丁寧に作られていて、美しくも荒涼とした怪しい雰囲気が広がっています。


ただグラフィックに凄い凝っているせいか村では若干スピードが落ちる時がたまにありますが、

落ちない時もあるのでなんでだろう?と思います。


あとキャラクタークリエイトは狩りゲー定番の主人公らしい面が無いという事が最大の欠点となっています。

女性キャラは目がなれてくるとイケる顔もありますが特に男キャラは本当に酷いです。

美しい左氏のキャラクターデザイン+画面中のキャラクターと並ぶとちょっと引き立て役なんじゃないのと思っちゃうようなルックスが多いです。正直ここは改善キボンヌって感じ。


あと村の構成がモンハンまんますぎて怒ってる人がいましたよ!


続いて戦闘です。

飽くまで立ち回りを大事にしたゲームなのでハイスピードなハンティングゲームの様に滅茶苦茶早かったりするような武器はありませんが、

それでも新しく追加された双刀はもっさり系アクションが嫌いな人でも凄い遊べる武器だし、

スタミナの減りもゆるくなったので、移動なんかはかなり快適になっています。

そして早い系のハンティングアクションは動きが大雑把だったりしますが、しっかり動きを見せてくれるから派手な必殺技がなくても退屈しません。

とても癖のある武器もありますが立ち回りの工夫やコンボの繋げ方を考えるのも面白さの一つです。


あるパラメータに極端に振り切ったハンティングアクションゲームが多い中、

討鬼伝は和という雰囲気以外、特筆すべき点がどこにあるのか分かりづらかったのですが、

(ソルサク贔屓な自分が)とても客観的に見てこの手のゲームで一番バランスの取れたゲームで、かつ華があるゲームだと思います。

ラグナロクオデッセイほどポップ過ぎず、ソウルサクリファイスほどニッチ過ぎず、ゴッドイーターほどアニメっぽくもなく、モンハンの正統後継的でありながらモンハンほどのろくなく、そして泥臭くもありません。

ファ○通クロスレビューの点数は体験版第一弾の世論を引きずってる感があり10点が誰からもついてないようですが、

自分がもしファ○通レビュアーならソウルサクリファイスには8~9点、討鬼伝には10点つけるだろうなと思いました。

それくらいどこをとっても総合的なバランスが良いです。

体験版第一弾やって投げた人も一杯いると思いますが、まだプレイしてない人はもう一回だけダウンロードしてやってみてほしいし、Vita持ってない人にも胸を張って薦められる!


今回ばかりは腕がねじ切れるくらいの手の平返しさせてもらったけど許してくらさい。



筆者ロジオン

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