本日より値下げ開始!PS Vita一年と二ヶ月の軌跡 Vita本体現在と過去の比較&過去発売されたゲームをスクショで振り返ろう!(これから発売されるオススメタイトルのスクショもあり)

     「本日2/28から値下げ!!」

【関連記事】Ps Vitaで快適なインターネット・ゲームライフを送るために(自宅でWifiを使う人のためのウィルス対策)

こんばんは。

PS4発表されましたね~。

PS4はクラウドゲーミングでVitaでもPS4のタイトルが基本的に全て遊べるみたいです。
(本当であれば凄いですよね。)

そのPS Vitaも気づけばもう発売から1年と2ヶ月が経過していました。

前半はスローペースで、中盤後半はタイトル発表などで怒涛のスピードのように感じました。

そして2月18日、とうとうPS Vitaの値下げ発表が行われました。

2月28日から3G/wifi wifiのみ版共に19980円です。

もう高いとは言わせない!という感じですね。

一年と二ヶ月経ったので2012年2月27日の「PS Vitaについて」と現状のPS Vitaを比較したいと思います。
(PS Vita本体現在のレビュー、過去発売されたソフトのざっとしたレビュー・スクショ、新しく発売されるゲームのオススメやスクショ・動画の三部構成となっております。)

※2012年2月に書いたVitaのレビューです。過去との比較としてどうぞ。

・フリーズについて

まずアップデートを重ねていったうえでフリーズが増えたり減ったりと様々でしたが最新ファームウェアではとても安定しています。

ただ一年前に書いた時と同様極々稀にフリーズが起こるという事は明記しておかねばならないでしょう。ただし一年前にくらべても更に減ったので極々稀が極々々々稀になったとお考えください。
ゲームプレイには全く支障の無いレベルです。

初期型以降のPS Vitaがどうなったかは知りません。本当に稀に起きます。

またこれはゲーム開発をするところにもよると思うのですが、ゲームによっては極端にフリーズが起こる場合はあります。そういうゲームの場合大抵発売後に不具合改善パッチを配信する事となります。
現状でその様なゲームは減ったのではないでしょうか。
先日発売されたデモンゲイズやモンスターモンピースでもそういう報告を見た事はありません。

・nearについて

nearは近所の人がPS Vitaでどの様なゲームを遊んでいるのかを知る事が出来たり、ゲームによってはアイテムを配ったり、自慢のデータを配ったり出来ます。
しかし、PSPや3DSのすれ違い通信を考えた時、この機能は若干見劣りする事でしょう。
何故ならばPSPのGEBや3DSのファイアーエムブレムを考えた時、本当に持ち歩くだけで相手のデータを受信する事が可能でした。
しかしこのnearの場合はwifi版のみのモデルならwifiがある環境で、3G搭載のモデルなら外で一端PS Vitaを取り出し、nearを起動させる必要があります。
つまり一度立ち止まる必要があります。つまりこれはすれ違い通信ではなく立ち止まり通信であり、一世代前のゲーム機、PSPや3DSにも劣る部分であり、これは何らかの改善が欲しいと自分は考えます。

・インターネットブラウザについて

当初を考えればグッと使いやすくなった事は確かです。初期は本当にプロトタイプという感じでこのブラウザを使う必要性が全くありませんでした。
ただしYoutubeアプリやニコ動アプリとの連動はまだまだ弱く、それぞれのアプリで連携が取れてない状態と考えます。(TwitterのアプリとYoutubeのアプリは唯一連動しています。)
最近背面タッチパネルでブラウザを上下できるようになり、画面に触れなくて済むようになった事は良い点です。

・タッチパネルについて

画面タッチについて使いやすさは最早触れるまでもないほど高感度で使いやすいです。文字を打つときも物凄い反応のよさです。
問題なのは背面タッチパネルで、これをうまく使えているゲームが無いのが現状です。
大抵が背面タッチパネルはゲームの補助的な機能に割り振ることが可能ですが、背面タッチパネルは画面のタッチパネルに比べ感度が悪く、ここぞという時に使えないことがあるし、逆に常時オンだと持ち方に非常に気を使います。
インターネットブラウザでようやく使い道が出来たくらいで、これがあるくらいならLRボタンを増やしたり、背面ボタン増やしたらいいじゃないとか美しく無い事を考えてしまいます。

・ゲーム画面や挙動について

1年使用した時点でよく噂で言われている劣化等などは起こっていません。
(個体差によるのかもしれませんが、身内の多くはVitaユーザーでフリーズ報告はちらほら見かけるものの、画面劣化の報告はまだ一度も見た事がありません。)
携帯機最高峰のグラフィックとゲームによっては最高の挙動が貴方を待っている事でしょう。
Vitaを第一段階としてハイスペック携帯ゲーム機がもっと流行れば良いのになと思います。

・グループメッセージについて

チャットのようなものでチャットではないもの、です。
インターネットマルチプレイなどで知り合った人と連絡を取るのに向いています。
が、しかしこれにも少し問題はあり、例えばソウルサクリファイスの体験版やピコットナイトで招待したとしてもオンラインじゃなければ当然相手が気が付くのは数時間後であったりして全くリアルタイムではありません。
そもそもオフラインの人間を招待できてしまうという事も問題だし、連絡が来るのもPSNにオンしているときだけなので、オンラインの人間しか選べないようにしたり、もっと気づきやすい何かが必要でしょう。これではタイムラグのある場末のホームページの掲示板レベルでしか機能してないです。

・メール

最近になって公式からメールアプリが実装されました。
いよいよスマホと同じ様な機能が使えるようになってきましたが、
スマホやアイフォンを持っている人なら不要かもしれません。
パソコンのフリーメールを受信できるためパソコンいらずかもしれません。
3G搭載であればどこでも見る事が出来ます。
個人的にはテキストファイルなどが読み込めるアプリなんかも増えて欲しいと思います。

・2月18日の値下げ発表について

値下げについてまず劇的だったなというのが月並みな第一印象です。
個人的にはメモリーカードを値下げした方がいいとは思いましたが、本体値段を引いた方がインパクトが強いでしょう。
発売日に買った身としては妥当な時期と考えますが、3DSの電撃1万値下げを批判した身としては、値下げ前の「今買わねー馬鹿がいるかよ」という宣伝とかソルサクの体験版で本体買わせたいなどはちょっと良くなかったかな。
3DSの値下げが発売開始からほぼ5ヶ月ですからVitaの売り上げの少なさを考えれば1年と2ヶ月は相当頑張ったと思います。
河野氏の「まずは既存のVitaユーザーを満足させる」はソフト群を振り返れば一先ず達成出来たのではないかと思っていた矢先の値下げだったので値下げへの移行は苦しいながらも頑張ったというイメージです。
(ちなみにVitaの値下げまでの期間が他のハードで最も近いのは単純な近似値としてゲームボーイポケットが挙げられます。が、値段は勿論こんな爆下げではありません。)
Vitaのスペックを考えると3DSLLやPSPと同じ値段というのは物凄い事だと思います。
正直物の価値というものを大事にして守っていただきたいと思いましたが、前述したとおり値下げまでの期間が期間なので、期間だけで見れば妥当なのかなと思います。(2012年はコスト削減に取り組み2012年内の値下げはあり得ないと明言されていただけに、この約束だけはきちっと果たされました。)未だPSPで遊んでいる多くの人の目に触れればいいなと思います。しかし3Gだけの値段考えたら実質1万の値下げですよ。複雑な気持ちだし、低価格を実現させる事でしか盛り上がらない昨今の状況は良いとはいえないでしょう。
いずれにしても3DSLLと値段的には並んだし、やっと少しは公平に見てもらえるようになるだろうし、少しは人が増えるんじゃないかな~とプラス思考に考えれば良い事もあるのかな。
GE2はインフラ未確定ですが、後述するソウルサクリファイスや討鬼伝はインフラ対応で、人が多いに越した事はありません。
他にもガンダムブレイカーやドラゴンズクラウン、話題のパンツゲームカグラもインフラ対応のゲームです。
PSO2に限ってはオンライン専用タイトルでPCとのマルチです。
携帯機のみで成立するインターネットマルチプレイやハイスペックなゲーム画面、挙動は一見の価値ありです。

・メモリーカード

本体に劣らず高いで有名な独自企画のメモリーカードです。
アマゾン比較で4GBが1782円,8GBが2606円,16GBが4374円,32GBが7772円
これでも相当安くなっています。
個人的にはメモリーカードを値下げしてもよかったと思いますが、本体値下げの方がインパクトがあったので値下げするならそれでよかったと思います。
飽くまでセーブデータしか入れない予定ならば4GBから8GB、ゲームを割とダウンロードする予定なら16GB,PSO2や大容量ゲームを多くダウンロードするつもりなら32GBを買うと良いでしょう。
自分は16GBを使用しています。PSO2は完全オンラインのゲームでありアップデート頻度も高いゲームですから、PSO2を遊ぶ予定ならばそれだけのために32GBのメモカを用意しておいた方が後々安心。Vitaカード(ゲームROM)の最大容量規格が4GBなのでPSO2はアップデートが来たらすぐに自分のメモリーカードにこぼれてしまうほどの容量しかありません。
今後アップデートで容量がかさんだ場合、どの様な対処方法をとっていくのかは想像できません。今現在PC版は大体13GB程あります。
とりあえず買ってすぐにゲームを始めたいという人であれば4GB、財布に余裕があれば8GBで十分な気もします。
自分にとって適正な容量のメモカを選びましょう。

・インターネット環境

Vitaを購入するのであればインターネット無線環境はまず必須でしょう。
何故ならばゲーム発売後も大規模なアップデートや修正アップデートが行われる可能性があります。USB型無線か無線Lanルータで迷われる方や安いからUSB無線で良いやと思ってる方もいるそうですが無線Lanルータが安定しますしオススメです。値段が手頃なのはバッファロー製で多少値が張ってもその価値があるのはNEC製です。快適なネットプレイを楽しむならばオンライン環境も見直してはいかがでしょうか。

・Wifiモデルか3G/Wifiモデルか

VitaにはWifiのみのモデルと3G/Wifiモデルが存在します。値下げするまではWifiのみ版が2万5千円、3G/Wifiモデルが29800円でしたのであまり使わない3Gを乗っける事で値段が高くなるよりはWifiモデルをオススメしてきましたが、今回の値下げで両方同じ値段となったのでGPSも搭載されている3G/Wifiモデルを個人的にはオススメしたいです。
こちらのモデルは3Gを使用したくなければWifiのみで接続する事が可能だし3Gで接続したければ3Gも使えるので実質Wifiのみ版の上位モデルと言っても良いでしょう。
3Gはそもそもマルチプレイゲームに堪えうる回線では無いですが、PSO2は3Gでも遊べた人がいるそうです。基本的に1人が物凄い重い状態でマルチプレイに参加すれば他の人までラグラグになってしまうのですがPSO2は何か特別なのでしょうか。
重さは3G/wifi版のほうが重いらしいので、それが気になる人は店頭で比べてみてはいかがでしょう。Wifiのみ版でも重い人は結構重いそうです。

・2013年2月28日時点でのVita本体総評

スペックに反比例して長い間人気の無かった不遇なゲームハードPS Vitaでしたが、ようやく多少日の目を見るのかな?と思います。
所謂有名タイトルなどは無いと言ってもいいくらいでしょう。そのタイトルに囚われなければ面白いゲームを沢山見つける事が出来ますが例として言えば「モンハン」に価値が集約される方にはこれ程意味の無いゲーム機も無いかもしれません。全く知られて無いようなタイトルを見つける人にとっては問題の無いハードですが、既に有名になったタイトルで遊びたいと望む所謂「ライトユーザー」にとってこれ程マゾでマイナーでコアなゲームハードは現在存在しないんじゃないかなと思います。
この有名タイトルの無さが「遊びたいタイトルが無い」に直結していると思います。
しかし余りにも有名タイトルに囚われすぎてしまえば新規タイトルを出す意味が無くなってしまいます。どの有名タイトルも最初は無名から始まるし、そういう意味では沢山の原石が存在します。
これから買われる方が居るのだとすれば今までの携帯機とは違った一つ上の世界を少しでも感じればなぁ、と思います。
PCゲームや据え置き機なんかに比べてしまうと流石に見劣りはしますが、PCとは言わなくとも据え置き機の領域に一歩踏み込んだ携帯ゲーム機であるという事は1年経っても何らその印象は変わらずむしろ、時間が経つにつれその様な作品が増えてきました。
発売当初は前評判のスペックに対して出てくる作品に少し物足りない気持ちも抱いていたのですがいよいよそれも本格的にゲームの面で解消されていきそうです。
スマートフォンとその機能が酷似する事からスマホに勝てない、スマホに需要が奪われているとの事でしたが、スマホは電話・コミュニケーションがメインでその他(ゲームなど)がオマケであり、PS Vitaはゲームがメインでオマケがスマホのようなアプリであると考え飽くまでゲーム機としての優位性はまだまだスマホより上だと感じます。
しかし単純なスペックで考えればスマートフォンの進化はずっと早く、自分もスマートフォンほど早くとは言わずとも、PS Vitaを第一段階としてもっと高スペックな携帯ゲーム機を将来的には出して欲しいというのが願いです。(開発費が高騰&低価格競争のこのご時世に時代錯誤な考えかもしれませんが。)
いずれにしても据え置き機の領域にいよいよ一歩踏み込んだこの携帯ゲーム機は未来に生きていると再び結論付けます。

・オススメタイトル

PSPのスローなペースを考えればVitaはずっと早く、小粒ながらも沢山のタイトルを出してきたと今の段階になってようやく言うことが出来るでしょう。
PSPからVitaに移った者の多くはPSPの勢いを継いだ形のハードになると思っていたので自分を含めた多くのユーザーがタイトル不足にがっかりしたに違いありません。
それにソニー携帯機初のPSPとVitaと比べたとき、勢いが後者にあるのは当然と考えるのは極自然の事ですし、PS3をすぐ移植できる等の前評判も相まって発売以降の展開にはがっかりしました。
初めてリアルタイムでゲームハードを買いましたが、ゲームソフトが揃うのにここまで時間がかかるという事を身をもって知る事となりました。

2012年の9月,10月以降からようやく色々なソフトが出てきました。
古くなったタイトルでも良い物があるので改めて古い物から未発売作品までのオススメのタイトルを列挙し軽い紹介をしていきたいと思います。軽いレビューとスクリーンショットでおさらいしましょう!

【発売済みのおすすめゲーム】

・WipeOut2048
2012年1月19日に発売されたSCE内製のレースゲームワイプアウトの最新作です。
F-Zeroに近い近未来型レースゲームですが、F-Zero寄りの爽快感重視というよりはスピードに対してカーブがとてもシビアなレースゲームです。Vita初期作品ですがグラフィックは既に最高峰と言っても過言ではないです。



・ラグナロクオデッセイ
2012年2月2日に発売されたガンホーのVita最初の狩りゲーです。オンラインアップデートなどは跡付けでしたがバランス調整やオンライン機能、丸々ステージ追加といったアップデートをする事でVitaのアップデート能力を結果的に証明する作品となりました。オンライン実装からは既に一年が経つ為に、そこまで人がいないかもしれないし、グラフィック的にはPSPよりちょい綺麗かなくらいの感じですから、狩りゲー自体がすき!って人以外は新しく発売される狩りゲーを買ったほうがいいとも思います。ただオンラインプレイに飢えていた人間にとって大きく貢献したゲームだし、特にラグナロクオンラインのイメージが強い人にとっては、この作品でガンホーの見方が変わるきっかけとなった、という人も居るでしょう。各言う私もそんな人間の1人です。



・グラビティデイズ
2012年2月9日に発売されたSCE内製のタイトルです。
自分は体験版だけしかプレイしていないですが、一見して分かる超高画質な3Dゲームとは違いヨーロッパ的なアートワークが美しい作品であり、またゲーム性もその様になっています。
大体ハード初期に発売されるゲームはそのハードの独自性の犠牲になるのが通過儀礼となっていますが、流石SCE内製だけあってジャイロ等の独自機能も難なく使いこなせているそうです。
音楽も街並みに沿って非常に美しいです。
プレイした人から軒並み評価の高い、一年経って尚初期代表作の一つに数えられると思います。
現在続編の噂がちらほら出ているそうです。
岡野氏からいくつかのスクリーンショットを頂きましたのでご覧ください。



・ニンジャガイデンΣ Plus
2012年2月23日に発売されたコーエーテクモのタイトルです。
単身敵の中に突っ込み倒していく正統派アクションゲーム。
忍者特有の動きが出来ることが今作の目玉の一つですが、勘違いしないで頂きたい。
あくまで「NINJA」なので全く忍びません。
正々堂々と真正面から戦うこと、
そして常に複数の敵を相手にすることから比較的ゲーム難易度は高く、
ゲームを愛する全ての人に一度は手に取って頂きたい作品です。
(文&スクショ:オレンジさん)
ニンジャガシリーズのVitaの新しいのが本日2月28日に発売されるので要チェック!(PS3のゲームの移植です。)



・サムライ&ドラゴンズ
VITAソフト「サムライ&ドラゴンズ」は城の育成と戦争シミュレーション、3Dアクションゲームの要素を詰め込んだ基本ダウンロード無料のタイトルです。
各パート毎に特徴があり、自分の楽しみたいジャンルに合わせてプレイする事が可能なのが魅力。
城の育成は完了にまで最初は数分、後半になると数日かかるものもありますがコツコツ育てていくのが好きな人には合うと思いますし、アクションパートは最大4人までの同時プレイも可能です。
回線速度があまり良くない方でもほぼストレス無く楽しめますし、職業も豊富です。
シミュレーションパートは自分の育てた部隊(カード)を使って領地を得たり、他のプレイヤーと対戦して領地を奪ったり、塔と呼ばれる敵NPCの居る場所を攻撃してゲーム内通貨を得たりします。
ただし、このジャンルでは課金・無課金の差がありますので上位を目指すならばそれなりの覚悟が必要です。
また同盟システムにより仲間との交流や他の同盟との外交・対立等の戦略的要素も併せ持っていますのでVITAで本格的な対人戦略ゲームがやりたい。という方にもおすすめします。
無料で遊べる内容が幅広いので、最初は試しに遊んでみて楽しめるようなら課金して気に入ったパートの上位を目指すのもいいですね!
(文:サムドラの廃プレイヤーのあしおさん)

・ペルソナ4ゴールデン
2012年6月14日に発売された人気シリーズのタイトルです。
まさにJRPGのお手本と言っても良い特長あるキャラクターと面白いトーク、完璧な物語は必見だと思いますし、ファンタジックな世界とは異なる現代的な雰囲気とキャラクターは特に若い人にオススメ出来ると考えます。ただゲームとしては物語がとてもよく出来ているのでやり込みその物はやや蛇足に感じる人もいるかもしれません。自分はやり込みよりも早く物語りの先が知りたいとこのゲームに思ったので戦闘の連続や道中のやり込みは冗長に感じました。



・Metal Gear Solid 2&3 HD Edition
2012年6月28日に発売されたコナミのステルスアクションゲームです。

全世界で3420万本を売り上げた究極のステルスアクション、メタルギアソリッドシリーズ。
その第2・3弾がPSVitaでHD化され登場しました。
収録タイトルはPS2専用ソフトとして2001年に発売され、メタルギアソリッド2サンズオブリバティ、と2004年に発売されたメタルギアソリッド3スネークイーターの2タイトルに加え、MGS3サブシスタンス版(廉価完全版)で特別収録された、MSX向けに発売されたソリッドではないメタルギア、「メタルギア」と「メタルギア2ソリッドスネーク」も入っています。
HDエディションで4タイトルが遊べるということ。
ストーリーの内容は言わずと知れた名作で、初プレイでも、久しぶりでのプレイでも、込められたメッセージ、MEME(遺伝子)はプレイヤーの心に響くでしょう。
更にPS3版MGSHDエディションとPSVita版でトランスファリング(クラウド型セーブデータ共有)が可能だ。家でも外でも、高画質で楽しめるというわけ。
(トランスファリングについては小島プロダクションの独自機能だ。詳しくは小島プロダクション公式HPを見てほしい。)
更に更に今回特にお伝えしたいのが、PSVita一台で、MGSがシリーズをほとんど楽しめるということ。
MGSHDエディションでMGS2・3 MG1・2
昨年対応したアーカイブで、MGS1もプレイ可能
PSP専用ソフトMPOもPWもPSVitaでダウンロード版を購入することによりプレイ可能
この機会に、お求めやすくなったPSVitaで、様々な、MEME(文化的遺伝子)GENE(遺伝子)SCENE(時代)が描かれるメタルギア・ソリッドシリーズを体験してみてはいかがでしょう。

*MGS=メタルギアソリッド
MPO=メタルギアソリッドポータブルオプス
PW=メタルギアソリッドピースウォーカー

(文&スクショ:岡野さん)


・Dokuro
2012年7月5日に発売されたガンホーのダウンロード専用パズルゲームです。
見た目の優しさとは裏腹に非常に難しいパズルゲームだし、結構頭使うと思います。高画質な3Dグラフィックと比べるとどこがハイスペックか分からないゲームかもしれませんが、丁寧なアートワークは随所にハイスペックを感じさせるだけのものがあります。
また音楽は出色の出来栄えです。
値段も安いしオススメ。



・タイムトラベラーズ
2012年7月12日に発売されたレベル5のアドベンチャーゲームです。
「街」や「428‐封鎖された渋谷で‐」など、名作アドベンチャーゲームの数々を世に送り出してきたイシイジロウ氏が手がける最新作が、こちらの「タイムトラベラーズ」。
5人の主人公の軌跡を辿り、皆が望む本当の世界へタイムトラベルしていくゲームだ。
本作の魅力の一つは、タイムチャートを利用して選択肢を選びなおし、新たな道が自由に辿れるところだろう。更に本作ではタイムストップ(いわゆるバッドエンド)が69。TIPSが447も用意されている。クリア後に取得できるTIPSには開発関係者の豆知識やネタが追加、タイムストップ一つ一つにも凝った演出がなされていて、クリア後、2周3週と面白さが増していくだろう。
そして本作の魅力の一つである世界観。宇宙エレベーターやシリンダーラボ。名前を聞くだけでワクワクしてくるような、子供の頃思い描いた「未来」「夢」が詰まった近未来に、きっとあなたも子供のように目を輝かせるだろう。
さらに、そんな世界を舞台に様々な展開を繰り広げるキャラクター達一人ひとりの成長、葛藤、過去、そして未来が鮮やかに映しだされている。
更にタイムトラベルを題材にしているだけのことはあって、映画、小説、理論などの小ネタもふんだんに組み込まている、タイムトラベルファンなら10分に1回はニヤっとするに違いない。
まさに自分の手で世界を切り開く、新感覚なタイムトラベルアドベンチャーに仕上がっている。きっとあなたは一度起動したら物語の結末を目にするまでズルズルと引き込まれるだろう。
是非、このズルズルと未来へ引きこまれ行く感覚をお求めやすくなったPlayStationVtaで体験してみてはいかがだろうか。



(文&スクショ:岡野朔太郎さん)


・イースセルセタの樹海
2012年9月27日に発売されたファルコムの言わずと知れたシリーズ物の最新作です。
グラフィックに関してはVitaクォリティとはまだ言いがたいですが、ゲームの大元の世界観とやり込み要素が完全に一致していて、蛇足と思わせるシステム部分は無いと言っていいほどに完璧な作品だと私は思います。アクションゲームは今後の発売予定でも増えてきたものの、単なるRPGやアクションRPGはまだまだ少ないのでとてもオススメ出来る作品です。



・Need For Speed Most Wanted
2012年11月15日に発売されたEAのオープンワールドレースゲームです。
このゲームはPS3/Xbox360/WiiU/の中に唯一携帯機であるVitaが混じっている珍しいゲームです。流石に各据え置き勢に比べると劣るグラフィックですが、元々ハイスペックなゲームを知らなかった人にとっては入り口となりうるゲームではないでしょうか。据え置き版とVita版とで評価が大きく異なるそうですが、携帯機でしか遊んだ事の無い人にとってはとても斬新な世界観に感じるのではないでしょうか。



・デモンゲイズ
2013年1月24日に発売されたエクスペリエンスのダンジョンRPGです。
当初真っ先に公開された情報が微エロシーンであったりキャラクターのアニメちっくな雰囲気、BGMがボーカロイドである事から敬遠していたのですが、使用できるキャラクターを見た時にちょっと面白そうだと思いました。
また、VitaのスペックでダンジョンRPGをやる意味があるのかと思いましたがそれは先入観でした。滑らかなグラフィックは有機ELと相性抜群です。Vitaに存在するRPGの中でも確実にオススメ出来るタイトルの一つで、見た目に反したガッツリとしたゲームシステムはこのゲーム開発陣が狙うダンジョンRPG新規開拓よりもむしろ、往年のベテランゲーマーに自信を持って挙げたいダークホースなタイトルです。


・バイキングぽいぽい
2013年2月7日にダウンロード専用で発売されたSCE内製のミニゲームです。
個人的にはPSオールスターズよりこっちを推すべきだったと思う楽しいパーティゲームです。
ポイッターズポイントが最も想像に近いですが、とにかく物を投げて相手をやっつけるゲームです。
マルチプレイ対戦は熱いですが、リアルでやると喧嘩になりそうです。
900円と手ごろです。(スクショ撮れないのが残念)


・アサシンクリードレディリバティ
アサシンクリードも重要な海外のタイトルとして挙げたかったですが未プレイ且つ周りにプレイしている人間が少ないので参考としては弱いと思いやめにしました。その代わり2名のプレイヤーからスクリーンショットを頂きましたのでご覧くださいな。アサクリ大好きな龍法寺さん曰く遊べるならばアサクリは本編から遊んで頂きたいそうです。本編はPS3とXbox360で遊ぶ事ができます。英語版ならPCもあります。

①3Dゲーム大好き龍法寺さんから頂いたスクリーンショット



②サムドラプレイヤーsalveraさんから頂いたスクリーンショット



【これから発売される要チェックなゲーム】

・Phantasy Star Online2
2012年7月4日より正式サービスが始まったPCのオンラインゲームです。
このゲームは本日2/28からVita版も稼動します。
ダウンロードやプレイ料金は基本無料です。
PC版で遊んだ時、正直に言いますとそこまでの衝撃は無かったのですが、
Vita版は携帯機でこのクォリティのゲームが遊べるのかという感動があるでしょう。
沢山の人が集まるロビーを携帯機で処理しているという衝撃は大きいのではないでしょうか。
職業によってはアクションが素早いものも多く、単なる棒立ちアクションゲームとは異なります。
キャラクタークリエイトも詳細に設定出来、何度も試行錯誤する事で自分だけのキャラクターを作成しましょう。2/28からようやくスクショ解禁。


ちなみにキャラクタークリエイトの不自然な肌の色合いは正式サービス時修正されるようです。



・ソウルサクリファイス
2013年3月7日に発売されるSCE内製のハンティングアクションゲームです。
度々日本ゲーム界を批判していた稲船氏原案のゲームであり、流石にその尖り具合は単なるグラフィックだけではなくその質が洋ゲー級であると思います。アートワークに若手を起用しているだけあって色彩のトーンがやや単調に感じる部分が見受けられますが、若いが故の勢いがあります。間違いなくVitaの最高峰タイトルの一つになるでしょう。私が不安に感じていた「フィールドの高低差・単調さ」の問題も2月18日に公開された最新PVで最早杞憂に終わったようです。生贄や救済といったシステムを取り上げ、従来の仲良しこよしのマルチプレイゲームとは一線を画すアクションゲームですし、癖のあるアートワークから一部の層にしか受けないという懸念もありますが、MTGやバルダーズゲート、ディアブロ、末弥純などの美しくも癖のあるアートワークが好きな人にとってどんぴしゃな世界観である可能性があります。またGEBのような製作体制であり、多くの要望を取り入れたこの作品が体験版とどのように変わるのか、も注目点です。勿論インフラ対応です。(インターネットマルチプレイの事。)



・朧村正
2013年3月28日に発売されるヴァニラウェアの2Dアクションゲームです。
元々はWiiのゲームでしたがVitaに最適化されて移植されるそうです。しかもいくつかの新ストーリーも追加DLCで増えるそうです。
元々グランナイツヒストリーのアートワークから大ファンになったのですが、youtubeでアクションを見ると相当難しそうなアクションゲームなのでアクションゲーム好きにもオススメできそうです。
(スクショとか無いゲームは以下公式のYoutube動画貼ってきますが画面小さい場合はyoutubeに移動してください。)



・ドラゴンズクラウン
発売日未定のこちらもヴァニラウェアの2Dマルチアクションゲームです。
詳細情報が2013年3月下旬に発表されるそうです。
名前だけならVitaが発売された当初から存在している超古株中の古株タイトルであり、何か大変な事があったのか発売がめちゃくちゃ遅れてるゲームでしたが、2月18日に久々にその名前を見る事が出来ました。SFC時代くらいからのゲームファンにとって、ヴァニラウェアは「2Dゲームはこういう風に進化して欲しかった」を完全に実現しているゲーム会社であり、私は勝手に2Dゲーム最後の砦と呼んでいます。ただ美しすぎる画面の一方でグランナイツヒストリーはマルチプレイの戦争で遊ばなきゃあまりの単純過ぎるシステムにすぐに飽きてしまうような人も居たらしいので、ゲーム的な進化も望みます。あとドラゴンズクラウンはプレイヤーキャラクター(特に前衛)にアサシンのようなすばしっこそうなキャラクターが居ないのでそれだけはやや不満です。個人的にはソウルサクリファイスと並ぶオススメの作品です。





・討鬼伝
2013年4月に体験版を予定し、発売は夏に予定しているオメガフォースのハンティングアクションゲームです。
PSPとのマルチが勿体無いくらいですが、映像を見たら絶対Vita版の方が良いと思うでしょう。
人によってはソウルサクリファイスより面白そう!と思う作品かもしれません。キャラクターも日本人受けしそうな美しいキャラクターを作れそうです。狩りゲーというとロードオブシリーズなんかも自分の操作するキャラクターがこれでもかって程NPCに比べてダサいわけでスクエニなのにそんなの望んでねーよって感じになるんですが、こちらは公開された情報を見ましてもきちんとメインキャラクターなみに格好いいプレイヤーキャラクターを作れそうな安心感があります。
まだまだ情報は少ないですがアクションはどうでしょう。意外と重そうなモンハン寄りのアクションは面白そうに見えます。





・ガンダムブレイカー
2013年に発売予定のバンダイナムコのガンダムのアクションゲームです。
個人的にガンダムって全く興味無いんですが、これは、ちょおおおお面白そうです。
なんでかって言うとプラモデル作るのは好きだったしそのプラモデルが動いて戦わせたいとかいう妄想が働くじゃないですか。そういう感じが凄く楽しそうですよ。こちらはPS3/Vitaのマルチなのでどちらもお好きな方をと言う感じです。ゲームの詳細情報はまだそこまで詳しく公開されてはいません。


・God Eater2
2013年中に発売を予定しているバンダイナムコのシリーズ最新作です。
こちらもPSPとのマルチが勿体無い作品です。オマケにインフラ情報は確定してません。
正直インフラ確定するまでどんな情報も大したこと無く映ります
しかしモンハンに次ぐ狩りゲー大作であり、途中からVita版も発表され、その画面の美しさはさすが次世代機!と言えるものだと思います。欲を言えばVitaオンリーにして欲しかったタイトルであります。画面はVitaですがモーションはPSPのGEBの時のまんまって感じです。
GEBのUMD持ってる人はVitaでのPSPパスポートでGEBが無料になるみたいなのでもうPSPの画面は小さくてやる気起きないよって人もVitaでGEBを落としてみたらいかがでしょう。
(期限は2月28日から3月31日までですからお忘れなく。)
VitaとPSP間でのクロスプレイに対応している事は確定済みです。




・閃の軌跡
2013年中に発売を予定しているファルコムの英雄伝説軌跡シリーズ最新作です。
イースセルセタの樹海と比べてもグラフィックは大きく進化している事にまず気づきます。
イースシリーズはアクションゲームですがセルセタの樹海でグラフィックよりもまずシステムが大きく進化しました。英雄伝説シリーズはRPGなのでどこまでシステム的に新しく出来るかが気になります。RPGはグラフィック以外は基本的に代わり映えが無く最後の方は戦闘にも飽きが来るので戦略的なものになる事を望みます。いずれにしても長いファルコムの歴史の中でゲーム的に最も高いクォリティである事は既に約束されているでしょう。このゲームはPS3とのマルチです。


いかがだったでしょうか。過去に発売された作品を振り返りつつ2/28に開始するPSO2や3/7に発売するソウルサクリファイスや、4月に配信される討鬼伝の体験版に向けて値下げした次世代系滝PS Vitaをよろしく。(というかマルチプレイゲームは人いないと寿命短くて困るンですよ!)




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